自作機がMountain Lionに化ける夢を見た
試行錯誤の上ようやく自作機にOSX86 Mountain Lionをインストールすることができました。
構成はこちら。2700K, z68, gtx580といった感じです。
Bluetoothの反応が悪いなど課題が残りますが…。Bluetoothドングルを買い換えたら正常の動作するようになりました。買ったのはプリンストンテクノロジー Bluetooth USBアダプター (通信距離100m) PTM-UBT6です。
これはあくまで夢の中のお話です。また、環境がちがうとここで紹介したとおりにMountain Lionをインストールできるとは限らないので参考程度にしてもらえればうれしいです。
手順
追記3 : CinebenchはFermiのグラボに対応していないので結果が悪いのはしょうがないことらしい。
追記4 : マザボのBIOSをアップデートすると、BIOSでのCPUのOCが効かなくなる。
構成はこちら。2700K, z68, gtx580といった感じです。
これはあくまで夢の中のお話です。また、環境がちがうとここで紹介したとおりにMountain Lionをインストールできるとは限らないので参考程度にしてもらえればうれしいです。
手順
- マザーボードのBIOSをアップデート
- Ubuntu Live CDを使ってDSDTを抽出
- UniBeastを使ってMountain Lionをインストール
- MultiBeastを使ってkextなどをインストール
- Patched AppleIntelCPUPowerManagement.kextをインストール
- 再起動していろいろ確認
手順詳細
- マザーボードのBIOSをアップデート
- グラボでもオンボでも、最小構成にしても、-vや-xなどのブートフラグを立てても、Mountain Lionのインストール画面に到達できないので困る
- 自分のマザボのページに行くとBIOSアップデートがきてるのでアップデートする
- Ubuntu Live CDを使ってDSDTを抽出
- Ubuntuの公式ホームページからUbuntuをダウンロードしてCDやDVDに焼く
- つくったUbuntu Live CDを起動する
- 端末を開いて以下のコマンドを入力
cd Desktop
sudo cat /sys/firmware/acpi/tables/DSDT > DSDT.aml
- デスクトップにDSDT.amlというファイルが出力されるのでUSBメモリなどに保存しておく
- 同じような環境なら使えるかもしれないのでこちらの環境で抽出したDSDTをmediafireにあげておきます。必要ならダウンロードして使ってください。
- UniBeastを使ってMountain Lionをインストール
- tonymacx86の手順に従ってUniBeastを作成、Mountain Lionをインストール
- ここでインストール画面に進めないときは、最小構成にしたり、-v -xなどのブートフラグを立てると起動する場合があります。管理人はグラボでは起動しませんでしたがオンボで画面出力することで、無事Mountain Lionをインストールすることができました。
- Mountain Lionのインストールを完了させ、再起動する
- MultiBeastを使ってkextなどをインストール
- 再起動したら、Mountain Lionをインストールしたディスクを選択
- 手順2で作成したDSDT.amlをデスクトップに置く
- システム環境設定のセキュリティとプライバシーを開く
- 一般タブでダウンロードしたアプリケーションの実行許可の項目をすべてのアプリケーションを許可に変更
- MultiBeastを起動してkextをインストール。管理人は上のようにチェックをいれました。
- Patched AppleIntelCPUPowerManagement.kextをインストール
- tonymacx86のPatched AppleIntelCPUPowerManagement.kext for 10.8というスレにいき、Attached FilesをダウンロードしてAppleIntelCPUPowerManagement.kextをデスクップに置く
- KextBeastをダウンロードして実行
- これでAppleIntelCPUPowerManagement.kextがインストールされました。
- 再起動していろいろ確認
- 管理人はここまでオンボの画面出力で作業を行なってきたので、グラボに切り替えます。NVIDIAのグラボを使う人はNVIDIAのページからCUDAをダウンロードしてインストールしましょう。
- ベンチマークを走らせてみたりするといいかも。
こんな感じ |
チェックしたもの(管理人の場合) |
Windowsであれば、OpenGLが70fps, CPUが9.30ptsくらい行くはずなんですが全然ダメですね。まぁこんなものでしょう。
追記1:DSDTなしでもブートできているので、もしかしたらDSDTを抽出する必要もMultiBeastでUserDSDTにチェックを入れる必要もないかもしれません。
追記2:Mountain LionとWindows 7のデュアルブートはこの記事と同じようにすればできるはずです。
- HDD(a)にMountain Lionをインストール
- HDD(a)をマザボから外してHDD(b)にWindows 7をインストール
- SATAポートの数字がHDD(b)<HDD(a)となるようにつなぐ
- BIOSでHDD(a)から起動するように設定
追記3 : CinebenchはFermiのグラボに対応していないので結果が悪いのはしょうがないことらしい。
追記4 : マザボのBIOSをアップデートすると、BIOSでのCPUのOCが効かなくなる。